遠山 裕崇 個展 「deduce in the space」

2004.07.01-07.18

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期待の新人アーティスト・遠山裕崇の初個展。インスタレーション作品を発表予定。同時期にIAF SHOP*にて[ induce at the point ]と題した平面作品の個展も同時開催。

(展覧会キャプションより)
絵画という美術の形式によって与えられる作品の枠組みは、現在においても、その芸術としての価値判断、或いは作品の存在に対する解釈のために必要な概念として機能する。絵画作品の本質として語られることは、視覚において可能となる認識に基づくものであり、その認識を成立させるものが絵画の制作を可能とする。つまり、絵画とはどのようなものであるのか、について論理的な展開を行う必要が絵画制作における態度を決定するといっても、過言ではないだろう。しかし、この場でその論理的な構造について記述することはいささか蛇足となるだろう。

作品が提示される場をどのように規定するのか、作品の存在を可能とする場の存在について、作品が果たしうることがあるのだろうか。芸術とは常にその枠組みを拡張することを目指して発展し、その意志が作品を成立させ、鑑賞者の従属するコンテクストについて働きかけてきたのだといえる。もちろん、作品にとってコンテクストの存在は欠かすことのできないものであり両者は相補的な関係にある。作品の介入が、芸術としての価値について変革を促すことが重要である。

今回の展覧会はIAF shop*とart space tetraでの同時開催となっています。IAF shopではInduce at the pointと題して絵画作品四点を展示し、art space tetraではDeduce at the pointとしてインスタレーションを展開しています。この二つの場所において展開される展示を通して、絵画について言及し、その概念の拡張可能性についての試みを提示する展覧会を意図しています。


[Self-Produce / 自主個展]

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