吉村 光弘 / 山内 桂

+ 諸岡 光男

期日…2007年03月07日(金)
時間…19:00 open / 19:30 start
料金…1,500円(1ドリンク付)

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音が鳴り、その(作為的,非作為的な要因による)変化を聴き、受容れる。視線の座標位置の問題でしかない歴史=物語なしに、時間を体験(?)するというようなもの。そのとき感受するのは、一つ一つの出来事の味わいか。そもそもそんなことは可能か。静けさと透きとおった金属音を愛する方、是非ご来場を!!


吉村光弘
マイクロフォンとヘッドフォン・スピーカーとの間に引き起こされる、アコースティック・フィードバック音を使用する。出力装置そのものとなる、ヘッドフォン・スピーカー自体を「(半)操作」することによって、音に「干渉」し、音を「観察」する。また、ライブイベント"(h)ear ring"を継続的に主催し、先鋭的な音楽家の紹介を続ける他、杉本拓、角田俊也と共に音と言葉をめぐる批評誌/フリーペーパー「三太」を編集、発行ている。昨年、自主レーベル"(h)ear rings"から発表されたソロアルバム「And so on」はWIRE誌において紹介され、続く同レーベル第2弾として杉本拓とのデュオ「not
BGM and so on」を発表した。http://www16.ocn.ne.jp/~hearring/

山内 桂
90年代中頃、西野流と呼ばれる呼吸法を学ぶと、「音そのものの響き」を強調した独自奏法の探求へとコペルニクス的転換を遂げ、注目される。2004年、初のソロアルバム『Salmo Sax』を発表。折からの新しい即興演奏の動向の渦中で『Salmo Sax』は英国の先鋭的音楽雑誌WIREで高い評価を受ける。昨年には、2枚目となるソロ『Patiruma〜波照間』を発表した。その他の録音作品には、ミッシェル・ドネダとのデュオ・アルバム『ラ・ドラーシュ白雨』(IMJ、2006)や山口情報芸術センターにおけるギュンター・ミュラー、ノルベルト・メス ラングらとのライブを収めた「Signal To Noise(vol.2&4)」(For4Ears, 2007)がある。大分を拠点に活動しながら、欧米においても精力的にライブを展開している。http://salmosax.com/