竹下和輝 写真展【もしも記憶の色が見えたら】

6月26日〜7月2日
入場料:¥500-
時間:13:00-20:00
※初日と最終日のみ時間が異なりますのでご注意ください。
6/26(日) 12:00-21:00
(オープニングトーク 19:00〜)
7/2 (土) 12:00-19:00 

竹下和輝 写真展【もしも記憶の色が見えたら】

チラシ裏


皆さんには、現像し忘れたフィルムのように、記憶の奥にしまい込まれた風景はあるでしょうか?
私にはあります。
もう10年ほど前、私は大切な友人を亡くしました。
彼女がいなくなったことは、とてもショックでしたが、実感がわきませんでした。
私はずっとその友人の思い出を封じ込めていたのです。
オズ・パーキンスの映画『呪われし家に咲く一輪の花』では心の時間が停まっている魂が亡霊として現れます。
亡くなった友人と向き合わず、心の時間を停めていた私はまさしく心霊現象の最中にいたのかもしれません。
しかし、つい最近、停まっていた私の時計の針が「カチッ」と動きました。
そして、亡くなった彼女と向き合ってみようと決心できたのです。
今回の作品は、時間が停まっていた間撮り溜めた写真と、時計の針が動いて彼女と向き合って撮り始めた写真です。
タイトルの「色」には色彩という以外の意味合いも含めています。
現像された私のフィルムの色をご覧ください。

チラシ裏
竹下和輝

1988年生まれ。20代の頃から名古屋の女子大小路地区や福岡市の親不孝通り等を中心にストリートシーンを撮影。
2016年には筑後アート往来2016の現場統括を務めた。
<略歴>
2020 - 郷 home(グループ展)(機材協力:株式会社コシナ)/九州芸文館
2021 - 新しい境界を超える。シリーズ第1回「オンラインとリアル展示/春夏秋と冬の花2020/konya-gallery
2021 - ほしの灯(グループ展)/九州芸文館
2021 - 「新しい境界を超える。」第2回「オンラインとリアル展示/空または自由2021」/PLAN 406
2022 - 旅路(グループ展)/ Yame Fukushima Okiya
2022 - シン・ヒロカワマチ(グループ展) / 九州芸文館

SPECIAL