space rental - 2005 -

“Southpole Abstraction” - Sounds from Australia

Qua (Headz label), Ai Yamamoto, Lawrence English

2005.12.19(mon)

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Qua
Quaはオーストラリアのコーネル・ウィルチェックのよるユニット。
オーストラリアで数多くのライブ活動を行っている。その音楽は「複雑なアレンジによって浮遊化しながら、穏やかな破壊性を伴って造形される、きらめくエレクトロニクスとギターの華麗でノスタルジックなミックス」。マウス・オン・マースの遊び心、エンニオ・モリコーネの洗練、(フィンランドのバンド)アーキテクチャーのみずみずく牧歌的なポップソングを思い起こさせる。
http://www.faderbyheadz.com/

Ai Yamamoto
Ai Yamamotoはコンピュータを使ったアブストラクトな映像、音響作品を制作している。2000年からオーストラリアを拠点に、メロディアスな音響作品に焦点を絞っていたが、その後ビデオへと関心を向け、現在は映像と音の関係性に着目する試みを続けている。
 
Lawrence English
ローレンス・イングリッシュはオーストラリア出身のライター、ミュージシャン、メディア・アーティスト。
これまでにデイヴィッド・トゥープ、吉田アミ、KK Null、スキャナー、ツジコ・ノリコらと共演。その音楽は「アンビエントな歪んだサウンドスケープ」と評され、従来型の音と曲構造に対するアプローチを問い直す。
http://www.room40.org/



[plan] Ai Yamamoto, Lawrence English
[event coordinator] Shayne Bowden (deterra)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)
[support] art space tetra

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「転げ回る悪夢2」

2005.12.17(sat)

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[organiser] tomi


“moan ward 06”

中村としまる, Shayne Bowden, 坂口壱彦, 電子卓上音楽団, kmmo

2005.12.10(sat)

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隔月開催される実験音楽イベント。
今回は東京より中村としまるをゲストに迎えた。

kmmo(Digital MTR, TV, Mobile Phone, Electric Guitar...)
Shayne Bowden(Effecter, Tape Recorder, Mic...)
電子卓上音楽団 (Analogue synthesizer, sequencer, filter, CDJ...)
坂口壱彦 (Self-made Electric Devices...)
中村としまる (no-input mixing board) http://www.japanimprov.com/



[organiser] rhythm, deterra, attic associates
[director] Keiji Tanaka (rhythm), Shayne Bowden (deterra)
[art director] Shunsuke Onaka (attic associates), Tomoaki Hashimoto (attic associates)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)

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“stink eye #12”

2005.12.09(fri)
film discussion event.


llusoryReason 「a melodic gravitation between Light and Darkness」

2005.11.15(tue)-11.27(sun)

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[curator] Greg Sullivan

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友池理絵 個展  「ちいさなくに」

2005.11.01(tue)-11.13(sun)

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— ちいさなくに — 友池理絵

今回『ちいさなくに』と展示名をつけたのは、日本という意味もすこしはありますが、基本的に国家、のことをさすというよりは、パーソナルなひとの、視野のことをさしています。
ひとのこころのなかの、普段、だれもしることのできない、とまどい、不安、憧憬、希望、などの個人の世界観としての領域をイメージして『ちいさなくに』と名付けました。
理解することが難しい理由で人が死んでいったり、テロなどで不条理な命の奪われ方を人がしていくニュースがとだえることがありません。個人的な理由で孤独感や絶望感からのがれることができず、いきていることにネガティブな気持ちがつきまとっているひともいるでしょう。
『ちいさなくに』展は、たとえなんらかの暗さが支配してしまうようなときでも穏やかな眼差しをむけつづけ、ある種の愛情をもって生きていきたいというわたし自身のささやかな反抗と願いのような展覧会です。


作家プロフィール
友池理絵
1974年 福岡県古賀市生まれ
1998年 九州産業大学芸術学部美術学科卒業
現在 古賀市在住
 
1997年から制作発表をはじめ、個展は今回で5回目。


[Self-Produce / 自主個展]
[DM design] attic associates


“stink eye #10”

2005.10.14(fri)
film discussion event.


“project for actual art 004” - 乃美 希久子 個展

2005.10.8(sat)-10.30(sun)

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[curator] Mizuki Endo (rhythm)
[director] Keiji Tanaka (rhythm)
[DM design] Takaaki Yano (rhythm)

rhythm (http://www.mhtyhr.com/)

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安部 貴住 個展 「CIRCULATE 」

2005.09.13(tue)-10.02(sun)

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取りまく「在る」ものの媒介者として (DMより転載)

空間に散らばって明滅するハンガーに取り付けられたかそけき光は、各々の存在を主張するというよりは、その継起が個々の存在を包括する運動全体のリズムを現前させ(project for actual art 001)、トイレットペーパーによって作られた仮想のシャーレは、微視的な世界への参照によって、瞳と対象の間に横たわる広大で無限の「無視された」ある層の積み重なりを私たちに想起させる(one against 2)。

安部貴住は、大気や温度、生体のリズム(呼吸、脈拍)などの、目には見えないが確かに「在る」ものへと、私たちの注意を向けさせる。通常、目や耳が行う言葉や情報の交換の運動の外にあるその「在る」ものは、それ自体別の運動であって、私たちの生を取り囲み、多大な影響を及ぼしている。その「在る」もののことを、私たちは「自然」や「環境」などと呼び習わしているのかも知れない。安部はその「在る」ものをcirculate(循環する)と動詞で呼び、その存在を解釈するよりも、むしろその運動のただ中に介入し、運動そのものの強度を、目や耳にも感覚させようとする。まるで変種のシャーマンのように。
しかし、このシャーマンは、非文明化社会に多く見受けられるアニミズムに直結するものではない。なぜならこのシャーマンは「在る」ものを言葉として伝える(解釈する)わけではなく、また呪術ではなく近代的なテクノロジーを駆使するからだ。

そして、アニミズムのシャーマンが「在る」ものへの畏怖によって「そうさせられる」のに対し、このシャーマンは「在る」ものの無類の力に魅惑されて「そうする」存在である。物事を切り分け、固定化する言葉を越えて、「在る」ものが圧倒的に「打ちのめす」ところに、このシャーマンは何度も立ち合っている。

しかし、circulateはcircleを源とするから、その巨大な運動には出口がないことも意味するだろう。circulateの媒介者となることで、魅惑されたもの自体がcirculateそのもの似てしまう危険は多大にある。単なる媒介者としてではなく、アーティストとして、制度やルーティンの悪循環を食い破っていくこと。安部の今回のart space tetraでの個展はその試金石になる。


[plan] art space tetra
[DM design] attic associates

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“moan ward 05”

hercell, 諸岡光男+野田泰裕(sAm0), 電子卓上音楽団, river, 坂口壱彦, Monster Movie

2005.08.27(sat)

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隔月開催される実験音楽イベント。

これまでmoan wardに数回出演している坂口壱彦は、それまでの「MAX/MSP」のみを用いた演奏から独自の自作デバイスを使った演奏形態へと変化を見せた。小型ラジカセの回転部に金属盤(?)を取り付け、音叉による振動を再生ヘッドへと送り込み、シンプルな音のモアレを出現させた。
riverはmoan wardは初出演ながら、以前、rhythm主催のライブイベント「rhythm commission」や「rhythm escape」にも出演、東京からのゲストも含め、共演者から高い評価を得ている。今回も小細工なしのギター演奏で観客を魅了した。

諸岡光男(Digital MTR, TV, Mobile Phone) +野田泰裕(Turntable, DJ mixer...)
hercell(Effecter, Tape Recorder, Mic...)
電子卓上音楽団 (Analogue synthesizer, sequencer, filter, CDJ...)
river (Electric Guitar, Acoustic Guitar)
坂口壱彦 (note PC, Remodeling RadioCassette Recorder...)
Monster Movie (Electric Guitar, Bass, Drum...)


[organiser] rhythm, deterra, attic associates
[director] Keiji Tanaka (rhythm), Shayne Bowden (deterra)
[art director] Shunsuke Onaka (attic associates) Tomoaki Hashimoto (attic associates)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)

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Yuko Mariko + 一楽儀光

2005.08.09(tue)

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Yuko NEXUS6
1964年大阪生まれ。パフォーマー&Mac音楽家。2002年リリースのCD「Journal de Tokyo」(sonore)でARS Electronica Honorary Mentionを受賞(デジタルミュージック部門、2003)。2003年結成のユニット“YukoMariko”では主に音とにぎやかし担当。本年6月にはニューアルバム「NEXUS6 SONG BOOK」をリリース。
http://www02.so-net.ne.jp/~nexus6/

田尻麻里子
1966年大阪府生まれ。大阪、京都、フランスで学ぶ。映像やインスタレーションを中心とした作品は鑑賞者の目のみでなく五感に働きかける作品傾向。神戸市在住。2002年より、YukoMarikoのユニット名でサウンド・アーティストYuko NEXUS6とともに音響と映像のライヴパフォーマンスを世界各地のフェスティバルなどで発表している。
http://www.kcc.zaq.ne.jp/dfbdt009/oeufpoche/

ドラびでお
ドラムによるコンピューターコントロールシステム「ドラびでお」はプログラマー伊藤隆之とドラマー一楽儀光によるユニットでドラムセットを巨大なビデオデッキとして使用し映像をコントロールしている。 知的でストイックな作品が主流のメディアアートシーンの中、彼らの作品は粗野で下品そしてくどいぐらいのエンターテイメントである。2005年ARS ElectronicaでDigital Musics部門でHonorary Mention賞受賞。2005年夏のラフォーレグランバザールのCMに起用。


[organiser] Yoshimitsu Ichiraku
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)
[support] art space tetra


“stink eye #9”

2005.07.01(fri)

film discussion event.


日野 陽太朗 個展(“one against 3”)

06.26(sun)-07.03(sun)
ライブイベント「one against 3」で描き上げた作品を展示。

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“one against 3” - 日野陽太朗 / shayne bowden

2005.06.25(sat)

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one against seriesとは、art space tetraにて2004年6月12日にはじまったイベントシリーズである。その基本コンセプトは、アーティストとミュージシャンが同じ時間・同じ場所に出演することにある。観客は限られた時間のなか、演奏とアートワークを同時に目の当たりにする。その後、完成された作品はart space tetraにて展示される。
このシリーズの目的は、芸術作品と音楽演奏のアクチャルな制作・遂行を公表することにある。アーティストとミュージシャンはセッティングやサウンドチェックまで観客の前に披露する。彼らはコラボレーションをするかもしれない、あるいは、お互いに無視し合うかもしれない。スペースは開かれており、その用途があらかじめ確定されることはない。そこで観客は作品の物理的完成をみることになるだろう。

北九州に在住する日野陽太朗は、1998年より平面作品の制作を始めたアーティスト。art space tetraにて昨年催されたproject for actual art 002(主催:rhythm)では、新たな判断基準を必要とするスタイルを披露した。"one against 3"で彼は、観客の見守るなかライブペインティングを行う。そこで完成した作品は、art space tetraに一週間展示される。

福岡に在住するシェーン・ボーデンはシドニー出身で、art space tetraのメンバー。2003年からsoft clipのメンバー、またソロとして福岡の実験音楽シーンで活動している。"one against 3"では、オーストラリア・日本・フランス・イギリスで採集・録音した様々な音を使って演奏を行う。

『one against 3』を通して音楽とアートがどのように反響し、または衝突しあいながら互いに影響を及ぼすのか、ぜひあなたの目で確かめてほしい。


[director] Shayne Bowden (deterra)
[DM design] attic associates


“elevation”

Leaky Fields, 史音個性, Hashimoto Eri, Fujii Eri, Yasuda Kazu

2005.06.18(sat)

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[organiser] Greg Sullivan (Escalator Audio)


“moan ward 04”

DJ Speedfarmer(Turntable, Effect, Laptop PC),城戸英章(Sax), Cookie & Tea(Guitar/Percussion),
Erin Gee (Voice / from Austria),lux diffusion(Guiter,Electronics)

2005.06.11(sat)

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moan wardは、昨年12月から始まった隔月開催のライブイベント。実験音楽、即興、ノイズといった音楽を取り上げ、福岡近辺の若手音楽家を中心に紹介している。また、イベントのアートワークは、デザイン事務所「attic associates」が中心となり行っている。一般化しない(できない)音楽を普通に(肩肘を張らずに)楽しめる、というのも企画者側の意図であり、毎回趣向を変えた演出がなされるハズである。

Erin Gee http://www.trans.artnet.or.jp/trans_05-06/resup_05-06/resup_05_art/erin_j.htm


[organiser] rhythm, deterra, attic associates
[director] Keiji Tanaka (rhythm), Shayne Bowden (deterra)
[art director] Shunsuke Onaka (attic associates), Tomoaki Hashimoto (attic associates)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)

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“stink eye #8”

2005.06.10(fri)

film discussion event.


Radu Malfatti & Klaus Filip Japan Tour

Radu Malfatti、Klaus Filip、杉本拓、宇波拓

2005.06.04(sat)

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(テトラ前の空き地にて/リハーサル前)

昨年秋、大友良英とともにテトラで福岡初ライブを行った杉本拓が、オーストリアよりフリー・インプロヴィゼーションの生証人でもあるRadu Malfattiと現代的な解釈、方法をとるKlaus Filipという世代の違う2人を日本へ招待し、福岡へやって来ます。録音物では再現できない貴重な演奏をぜひ体験してください。

Radu Malfatti
1943年12月16日 オーストリア、インスブルック生まれ。トロンボーン奏者/作曲家。
70年代初頭より、Chris McGregor's Brotherhood of Breath、Elton Dean's Ninesense、Nick EvansとのNicra等のグループでの活動の他、Derek Bailey、Evan Parker、Paul Lytton、John Stevens等と共にフリー・インプロヴィゼイション第一世代の演奏家として活動。80年代以降は、即興演奏と平行して作曲活動にも力をいれ、94年には、Antoin Beuger、Burkhard Schlothauerによって設立された、作曲家/演奏家のアンサンブル、"Wandelweiser Group"に加わる。以降、作曲と即興共に極度に音の少ない静謐な傾向を強め、近年は作曲をメインの活動とする傍ら、杉本拓、Mattin、Klaus Filip等と演奏活動を行い、CDをリリースしている。
http://www.shef.ac.uk/misc/rec/ps/efi/mmalfatt.htmlhttp://www.timescraper.de/komponisten/radu_malfatti.html

Klaus Filip
1963年2月24日 オーストリア、ウィーン生まれ。
コンピューターによるライブ・インプロヴィゼーションの可能性を演奏環境自体から追求するため、ソフトウェア"lloopp" を開発(オープンソースで配布され、フェネス、クリストフ・クルツマンといったラップトップ音楽家に愛用されている)。日々アップデートを重ね、シンセシスとサンプリングのなし得る領域を極限まで拡張してきた一方、プログラマーであるクラウス自身は近年、いくつかのサイン波のみを用いたきわめてシンプルな演奏を行い、環境音との関係における音に対する認識の問題へと取り組んでいる。クラリネットのカイ・ファガシンスキーとのデュオLos Glissandinosのほか、ラドゥ・マルファッティ、dieb13、杉本拓、マッティンらウィーン内外のミュージシャンたちと数多く共演を重ねている。
"lloopp" http://lloopp.klingt.org

杉本 拓
1965年12月20日、東京生まれ。ギタリスト/作曲家。90年代後半より国内外で、ソロ、Taku Sugimoto guitar quartet、様々な即興演奏家との共演等で活動。近年は、所謂即興シーンとは距離を置き、Radu Malfattiとの共演や、宇波拓、木下和重、戸塚靖雄などの若手音楽家との共同作業を通じての作曲/録音/演奏活動に積極的である。
http://www.japanimprov.com/tsugimoto/index.html

宇波 拓
1976 年10月27日、東京生まれ。ギター、バンジョーなどの弦楽器、およびコンピューターとスピーカーによる演奏。バスクのマッティンとのアコースティック・ラップトップ・デュオ「死霊のコンピューター」、トランペットの江崎将史とのデュオ「まんが道」、細馬宏通らとの「かえる目」ど、さまざまなプロジェクトで活動するほか、ニコス・ヴェリオティス、木下和重、ジャン=リュック・ギオネ、中尾勘二等、各地のミュージシャンと共演を重ねる。また、レーベル hibari musicを主催、奇想に富んだリリースとコンサート企画を行っている。
http://www.hibarimusic.com/



[plan] Taku Sugimoto
[event coordinator] Keiji Tanaka (rhythm)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)
[support] art space tetra

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“project for actual art 003” - 遠山 裕崇 個展

2005.05.14(sat)-05.29(sun)

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福岡の若手アーティストを紹介していく、rhythm企画のシリーズ。
今回は、昨年 art space tetraと*IAF SHOPで2カ所同時に初個展を行った遠山裕崇が個展を行った。


[curator] Mizuki Endo (rhythm)
[director] Keiji Tanaka (rhythm)
[DM design] Takaaki Yano (rhythm)

rhythm http://www.mhtyhr.com/

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“Reknub #1 - ラドゥ・マルファッティ&杉本拓とその周辺”

2005.04.29(fri)

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私は“嵐の中の凪”についての全てを知りたいんだ。」ーRadu Malfatti

2005 年6月4日、オーストリアのトロンボーン演奏家・作曲家のラドゥ・マルファッティと、日本のギター演奏家・作曲家の杉本拓が来福します。そこで、そのプレイベントとして2人のこれまで作品といくつかの関連する作品を試聴する会を開きたいと思います。音楽を「聞く」のではなく、「聴く」ことを私たちに促すかのような2人の現代的でラディカルな演奏がどのような歴史を経て生まれてきたのか、「聴き」、「考えてみる」機会になればと思っています。また、ラドゥ・マルファッティの初期のFMPやOgunレーベルからの音源をお持ちの方、ぜひ御持参ください。


Xavier Charles+梅田哲也 live-installation of speakers

2005.04.19(tue)

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Xavier Charles
ザヴィエ・シャルルはクラリネット、およびスピーカーの震動を用いたインスタレーションによる演奏を行うフランス在住の音楽家。マルタン・テトロとの電子音響デュオ、アクセル・ドゥナー、ジョン・ブッチャーとの管楽器トリオ、ジャン・ペランドルとのフィールドレコーディング+即興演奏プロジェクトなど、多岐に渡る活動を展開。世界各国で多数のコンサートを行う一方、自身もエクスペリメンタル音楽のためのフェスティバル"Densite"のオーガナイズ業に従事している。
http://www.vudunoeuf.asso.fr/xavier/

梅田 哲也
スピーカーなどを素材とした自作の立体物を使用し、現象そのものを生産・コンポジションする。音の動きと出力、空間の鳴りに焦点をあてたサウンドインスタレーション、インプロヴィゼーションのパフォーマンスを各地で展開。
http://siranami.m78.com/


[plan] Tetsuya Umeda
[support] art space tetra

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“moan ward 03”

Jazzkammer (Norway), Mr.natural (USA), ayakomori+shayne bowden, 坂口壱彦, 電子卓上音楽団

2005.04.08(Fri)

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art space tetraを拠点に実験的でユニークな空間のなか隔月開催されるmwの第三弾。今回は大友良英やMerzbowとも共演歴があるノルウェーの作曲家・演奏家Jazzkammerの二人を迎え、福岡の音楽家とともに狂演を繰り広げる。各演奏家が使う様々な演奏手法と空間演出もこのイベントの魅力。

Jazzkammer http://jazzkammer.com/
Mr.natural http://www.glkweb.com/


[organiser] rhythm, deterra, attic associates
[director] Keiji Tanaka (rhythm), Shayne Bowden (deterra)
[art director] Shunsuke Onaka (attic associates), Tomoaki Hashimoto (attic associates)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)

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山川 冬樹 ホーメイワークショップ&ライブ

~ アジア美術館Asian Art festival 2005「楽市楽座」(3/20)プレ・イヴェント

2005.03.19(Sat)


トゥバ共和国に伝わる伝統的な唄法『ホーメイ』を習ってみませんか? 講師に日本トゥバホーメイ協会主催の大会で2度の連続受賞の快挙を成し遂げた山川冬樹氏をお招きし ワークショップという形で、自分の喉から倍音の出し方を初歩からマスター出来るチャンスです!! またワークショップ終了後、講師によるミニライヴ(ゲスト有り、かも??)もあります。 是非ともこの機会をお見逃しなく。

『ホーメイ』って?
ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる喉歌。ダミ声によって本来声に含まれた倍音成分を強調し、ドローンとメロディを一人で同時に歌う。その特異な響きから「一人二重唱」などと形容されることも。アルタイ山脈一帯には類似した歌唱法が分布しており、日本ではモンゴルの「ホーミー」が比較的よく知られている。

山川 冬樹 http://home.catv.ne.jp/dd/fuyuki/


[organiser] Akira Sanematsu http://www.bx.misty.ne.jp/~sane/
[support] art space tetra


“moan ward 02”

ayakomori+woofa, Kido Hideaki, Sakaguchi Kazuhiko, lux diffusion+eri hashimoto, tomi, 電子卓上音楽団

2005.02.26(Sat)

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art space tetraで隔月開催される実験音楽イベントの第2弾。
サックス、ラップトップPC、電子音響機材、エレクトリックバイオリンなど様々な楽器(?)を用いて6組の演奏家により多様な演奏が繰り広げられた。


[organiser] rhythm, deterra, attic associates
[director] Keiji Tanaka (rhythm), Shayne Bowden (deterra)
[art director] Shunsuke Onaka (attic associates), Tomoaki Hashimoto (attic associates)
[PA] Greg Sullivan (Escalator Audio)

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安部 貴住 個展(“one against 2”)

2005.01.22(Sat) - 01.30(sun)

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ライブイベント「one against 2」で制作した作品を展示。


“one against 2” - 安部貴住 / 空室

2005.01.22(Sat)

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即興音楽バンド・空室とともに1/22のone against 2に出演した安部貴住が、観客の見守るなか作り上げていったインスタレーション作品。彼の作品は、光や空気、温度など、実際には見えないもの、聞き取れないものを感覚化し、導き出すことを目的としている。


[director] Shayne Bowden (deterra)
[DM design] attic associates

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